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はじめまして。 いろいろ漂流してここにたどり着きました。 先生にお伺いしたい事が2つあります。 私は現在大学生ですが、音楽プロデューサーになりたく思い ある音楽プロデューサーのもとでいろいろと勉強していました。 彼は、詩重視の考え方の人で、詩や文学がわからない人間は 音楽業界で通用しないと常々おっしゃっています。 私は音楽をメロディーで捉えがちで、どうしても詩の世界は 理解できません。メロディーで感動した事はありますが 詩で感動した事は、今まで1度も無いのです。 私のような音楽の捉え方をする人間では やはり、音楽業界は無理なのでしょうか?? また、私はボーカルは楽器の一部であると考えるのですが この考え方は間違っていますか?? ときお [98/10/7 03:22] |
| ときおさん、はじめまして・・・・ 音楽を含め、一つのことにのめり込めるのが若さだと思います。 「好き嫌い」「興味の有無」があることにより、対象(この場合は器楽)がはっきりし、磨きをかけることができます。 そういうことは個性を確立する上で、とても大切なことだと思います。 で、私の個人的な意見を述べさせていただきますと・・・・・ 器楽演奏だけの音楽は世界の共通語として、国籍・民族・文化を飛び越える力を持っています。 歌詞があるとそれは世界共通で無くなってしまいます。 事実、歌詞に直接的なメッセージが込められることによって、放送禁止になったり、演奏するシチュエーションを考えなければならなかったりします。 でも、たとえ英語の歌詞がわからなくても、また、日本語の歌詞であっても意味を理解しないままに口ずさんでいることってありますよね。 言葉は意味だけでなく発音・イントネーション・強弱・声質など音楽に関するいろんな要素が含まれているからで、この世界を追求することは大きな意味があります。 つまり、言語も音楽の一部なのです。素晴らしい言葉には素晴らしい音楽と同じような節回しやリズムがあり、大きな感動もあります。 そういう意味では「文学」というとちょっと硬い感じですが、言葉のもつ素晴らしい世界には触れてほしいと思います。 そんな言語をあやつれる楽器はヴォーカルだけです。 (ちなみにボコーダーやトーキングワウという楽器がありますが、あくまで特殊効果やサブ楽器として使われています) ボーカルは肉体と内臓をフルに使った人間の五感に一番近い究極の楽器だと言えるでしょう。 ちなみに私は歌は歌えませんが、歌の素晴らしさはわかります。 プロデューサーはいろんな個性を受け入れ、まとめる立場ですから、許容量が狭いとその分だけ、才能を見逃してしまうことも考えられます。 もったいないですよね・・・・間口を広く、懐を深く・・・・・これは理想論ですが・・・・ 音楽をインスパイアする要素にはいろいろあります。 映画・演劇・落語・文学・絵画・ゲーム・スポーツ・天文・パソコン・ジオラマ・恋愛・・・・・ これだと決め付けるものではありませんが、感動にはいろんなものがあり、それは音楽にプラスになることはあってもマイナスにはならないと思っています。 感性のアンテナを張り巡らし、いろんなチャンネルが受信できるように、がんばってください。 |