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はじめまして。私はNEW YORK UNIVERSITYのMUSIC BUSINESSを専攻しているものです。今日は、concert managementのclassの宿題で困っているためお手紙しています。どんなことでもかまいませんが、日本のconcert businessはどのように動いているのかしりたいのです。 NYからだと日本の音楽業界の情報が少なく、宿題に戸惑っています。『外国のconcert tourとアメリカのconcert tourについての違い』について10枚paperを書かなくてはいけないので、たくさんの情報を必要としています。ぜひ、私の困惑を解くため、お返事をおまちしています。 忙しいとは思いますがよろしくお願いします。 それではまたお手紙させてもらいます。さようなら。 渦尻(うずしり)りさ [98/10/18 18:21] |
| はじめまして渦尻さん。 日本とアメリカの違いですか? 簡単に言ってしまうと、アメリカがショービジネス、日本は興業です。 ユニオンが幅を利かせている以外は、ほとんど日本と同じだと思います。 私がアメリカでコンサートツアーしたときにはユニオンの存在がとても不思議(苦痛)でした。 ちなみに業界関係者は「営業」「巡業」です。 日本では古来から「能」「歌舞伎」など、宮廷・権力者・貴族どうしの接待としての、芸能がありました。 これに対するのが、ヨーロッパのクラシック音楽文化、オペラなどだと思います。 どちらにせよ、パトロンやスポンサーの役割が重要で、これは現在の日本の音楽業界の状況も変わり有りません。 アメリカでツアーと言うとポルカバンドやカントリーバンドを思い出しますが、こういう経験の中から大きなシステムが生まれたと思います。 日本では、演歌歌手に代表される「地方公演」「地方巡業」が盛んで、これが地方で興業屋さん、PA業者などを根付かせる要因になってます。 さて、大掛かりなコンサートになると内容もさることながら、会場設定、広報、などに莫大な資金が必要になります。 いくらいいコンサートでも動員が出来なければ失敗ですから、そのためのリスクを軽減するために、「冠」と呼ばれるスポンサーを人的・機能的・資金的に確保しなければなりません。 いい音楽=大コンサートではなく、アーティストの知名度=コンサートの規模なので、ドラマの主題歌にしたり、ことあるごとにパブリシティーを打たせるようにします。 また、スポンサーの確保=コンサートの規模という図式は、プロモーターが惚れ込んだアーティストを世に問うことの出来る方法です、これもリスクはありますがやりがいのある仕事だと思います。 これもアメリカと同じかもしれません。 このように考えると、形は違えど興業もショービジネスも同じシステムになっているのではないでしょうか? ただ、日本の法律か、地域社会の状況なのか、日本のコンサートの始まる時間は早いですよね。 私は、デンマークで「TOTO」のコンサートを見たとき、9時開場、10時開演、終了は12時を回っていました。アメリカでの開演時間って8時以降ですよね。 他にもこまごまとしたことがありましたが、この辺にします。お役に立てましたでしょうか? あとは掲示板で聞いてください。その道の専門家たちが答えてくれると思います。 宿題を手伝ったお礼に、今度N.Y.に行ったらコーヒーおごってください。(^o^) |