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今、音楽関係の学校に行っています。この前、ある曲の打ち込みを
提出したのですが、先生(プロ)に”ノリ”がない。
”転調もダラダラしてる”といわれました。どうしたら曲に
”ノリ”をだせるのか教えてください。
こうじ [98/12/30 02:35]
はじめましてこうじさん。
打ち込みで表現されるノリには大きく分けて3つの要素があります。
1)強弱によるノリの表現
打ち込みの最も基本的な要素です。
4拍子の場合一般的に、クラシックは一拍目に強拍が来ますが、ロックやジャズはアフタービートですから、2拍目4拍目に強拍が来ます。
さらにそのノリを強調するために弱拍の部分でも細分化すれば強弱がそれぞれにあります。
4ビート、8ビート、16ビート、ダンス系ビート、ラテン、カリビアンミュージックなど、それぞれが独特の強拍・弱拍を持っています。
質問からどの種の音楽か特定できませんので、このくらいにします、詳しい話は専門書で勉強してください。
2)揺らしによるノリの表現
生演奏では本能的にやってしまうので、打ち込みから入った人にはなかなか理解されない要素ですが、音符の長さは正確に分割されているわけではなく、ノリに支配されながら伸び縮みしています。
わかりやすい例を探すとたとえばサンバの基本は2拍子ですがそこでタンブリン等で演奏される8つの8分音符はよく聴いてみると「長・中長・中短・短」を繰り返しながら、演奏しています。
かといって正確でないかといえば、そうではありません、リズムは正確に繰り返されていますし、正確な打ち込みのリズムと比べてはるかにリズミックです。
一度、ブラジル人の演奏する本当のサンバを聞いてみてください。
このようにノリを表現する場合音符の長さそのものを変化させる事も重要な要素になるのです。
ロックやダンス系の打ち込みで多用されるのが「シャッフラー」とか「スインガー」と呼ばれる機能を使って、正確な音符の長さを変化させる方法です。
この変化量は各個人のセンスで決まりますが、楽曲中に使い分ける事でよりノリが強調されたりします。
厳密に言えば8小節、16小節、32小節ごとなど、楽曲のフレーズや形式でも変化します。
さらに小節ごとにテンポコントロールを使って大きなノリを表現することもあります。
たとえばピアノだけのバッキングなどは、頭はゆっくり中ほどを速く小節の終わりでまたゆっくりにするといったワザを使います。
これも小節ごとにそうしたり、2小節、4小節ごとにコントロールしたりと、楽曲によって使い分けます。
3)発音タイミングによるノリの表現
打ち込みの音楽は何も手を加えない限り正確です。
しかし、バンドによるアンサンブルでは演奏者や楽器毎に個性があり、発音するタイミングは同じではありません。
たとえばベースは突っ込み気味に演奏される場合があったり、スネアが重くなったり、タメを効かせたメロディーパートがあったりと、楽器の発音タイミングのズレがノリを表現したりグルーブ感を産み出したりしているのです。
でもそれは最初から最後まで同じかと言うとそうではなく、サビや仕掛けなどで縦横無尽に変化しています。

実際にはもっともっと複雑な要素がからみあってノリがうまれるのですが、それを表現するには手っ取り早い話、自分で演奏したものを、そのまま取り込んだほうが速いです。
もちろんノリのある演奏が出来たらの話ですが・・・・・・・・・・
あまりこだわりすぎてもおかしくなりますが、そういうことを頭に入れて打ち込む事をオススメします。
一曲ぐらいは完全コピーに挑戦してもいいのではないでしょうか。
そこからいろんな事が学べますよ。

ちなみに転調がだらだらしているのは、カデンツやパッシングコードの使い方など別の要素だと思います。
質問からは具体的なことが判らないので、こんな回答になってしまいましたが、どうでしょう?