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[II]記譜法の基礎

3.音名
音楽に用いられるそれぞれの音につけられる名前を音名といいます。
国によって呼び名は違いますが、高い音や低い音は7つの音の繰り返し(ひらがな・カタカナ)によって表します。

日本音名・・ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、イ、ロ、
ドイツ音名・・C(ツェー)D(デー)E(エー)F(エフ)G(ゲー)A(アー)H(ハー)
イタリア音名・・Do(ド)Re(レ)Mi(ミ)Fa(ファ)Sol(ソル)La(ラ)Si(シ)
英米音名・・C、D、E、F、G、A、B


1)幹音と派生音
音楽の基本となるハニホヘトイロの音を幹音といいます。
鍵盤楽器の主として白鍵です。
幹音を上げたり下げたりしてできた音を派生音といいます。
鍵盤楽器で主として黒鍵になります。

2)変化記号
派生音は幹音の前に♯や♭をつけます。
これらの記号を変化記号といいます。

♯(シャープ)
嬰記号・半音高くする記号
♭(フラット)
変記号・半音低くする記号
ナチュラル
本位記号・#や♭のついた音を元の音に戻す記号
♯♯(ダブルシャープ)
重嬰記号
半音上げた音をさらに半音上げる記号
♭♭(ダブルフラット)
重変記号・半音下げた音をさらに半音下げる記号

3)調号
音部記号のすぐ右に書かれた#や♭を調号といいます。
調号はオクターブ離れていても効力があり、その曲が終わるまで有効

楽曲の途中で調子が変わる場合には、ナチュラルを書きます。

4)臨時記号
#や♭が曲の途中で音符のたまの左に直接つけられたもので、1小節以内の同名同高の音だけに有効です。

2小節にわたってタイがついている場合はその音だけ有効です。

5)異名同音(エンハーモニック)
#や♭で半音、上がり下がりが生じた場合、2つの音が実際には同じ音になることがあります。
これを異名同音といいます。

6)階名
音階上の各音につけられた呼名で、ドレミファソラシと呼びます。
これは音名のハニホヘトイロハのように音それぞれの持つ固有の名前ではありません。
音名はきまった高さの音につけられた名前でハならハ、二なら二と1個しかないものですが、階名はハ長調のド、へ長調のドと調子記号によっていろいろなドがあって一定の高さがありません。
器楽学習のときは、調が変わっても階名の呼び方をハ長調のドレミファの読み方をすることが多いです。

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